モンテッソーリで育む笑顔の日々

3人の子育てをするアラフォーママが、モンテッソーリ教師を目指して1から勉強を始めました!

モンテッソーリと言えば「敏感期」、気になるその中身とは?(前編)

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敏感期について、以前こちらの記事でも少し触れましたが、

今回は「敏感期」に的を絞って、もう少ししっかりお伝えしていきますね。

www.egaonohibi.com

そもそも敏感期とは、

幼児期にある特定の事柄に対して強い感受性があらわれ、

敏感になるという事です。

この敏感期はさまざまなものを対象にして出現しますが、

その対象と出会った時に子どもの集中現象があらわれます。

 

どんな敏感期があるのかについては、

モンテッソーリ教育の研究者によって多少の違いはあるものの

共通している点は以下のようになります。

 

1:言語の敏感期

【話しことばの敏感期】7カ月の胎児期~3歳前後

【文字に対する敏感期】3歳半~5歳半

話しことばの敏感期

子どもはまず、話しことばから身につけますが、

この話しことばが最も身につく時期が

胎児の7カ月~3歳前後までとなります。

なんと、お腹の中にいる時から始まっているのです。

7カ月の胎児には聴覚器官である耳が完成し、その機能も始まっています。

お腹の中にいる時から、母親の心音や呼吸の音が刺激となり、

語りかける声を聴き、反応するようになります。

このように、誕生前から話す声を吸収してため込んでいるのです。

わかりやすい事例

お母さんが話をしているときに

子どもがじ~っと口元を見つめているときってないですか?

あれこそ、まさに話しことばの敏感期です。

どんな言葉が出てくるんだろう、

どんな風に話すんだろう、

そんなことを感じながらじ~っと見つめています。

やがて、自分で発声できるようになるのです。

文字に対する敏感期

この文字に対する敏感期は、

より細かく分類すると

「書くことへの敏感期」と「読むことへの敏感期」に分かれます。

どちらにせよ、幼児期に文字に対しても

興味や関心がごく自然に、敏感期として出てくるという点が重要です。

 

わかりやすい事例

子どもが看板の文字や表示などを指さして読もうとしたり、

教えていないのに自分で文字(らしきもの)を書こうとしたり、

そんなことってありますよね?

その時期に、文字に対する興味や関心を満足させることのできる場があれば 

そこで子どもは集中現象をあらわすことになります。

2:秩序の敏感期

・6ヶ月~6歳前後 その後ゆっくり消えていく

秩序とか秩序感と呼ばれるものは、

ものを置いてある場所や物事の順番に対してのこだわりとして出てきます。

いつも決まった場所に決まったものが

整然と配列されているだけで子どもは落ち着きます。

いつも決まった道を通って

決まった場所に行きたがります。

いつも決まった順番でものごとが運んで

1日が終わるのが子供には嬉しいのです。

ものをまっすぐに並べたり、積んだりするのも

この秩序感の現れです。

私達大人にとってどうでもいいようなことに

子どもがこだわることがあり、

つい「そんなことどうでもいいでしょ」と言いたくなりますが

この秩序の敏感期というものをしっていたら

「この子はこだわりが強くて大丈夫かしら」と心配しなくてもいいですし、

「イヤイヤ期」もまた違ったものにみえてくるはずです。

子どもがイヤイヤ言っているのは、

いつもと同じじゃない~!と

秩序が乱されているという訴えかもしれないのです。

長女が2歳の時のエピソード

ある日、これから食事をしようという時に娘が大泣きしました。

食べるのが大好きで、食べることを嫌がったりしない娘が

ワンワン泣いていて私はオロオロするばかり。

でも、ちょうど前回紹介したこの本を読んでいた私は

モンテッソーリの幼児教育 ママ,ひとりでするのを手伝ってね!

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「もしやこれって、秩序の敏感期かも・・・」と思ったのです。

よくよく考えてみると、

夫がすわった席は、いつもだいたい私がすわる席。

とはいえ、どちらが誰と決めていたわけではないので、

夫は何気なく、いつもと違う席にすわったのです。

そこに気付いた私は、

夫にいつもと同じ席に座ってもらうと

大泣きしていた娘がピタリと泣き止み、

いつもと同じようにモリモリご飯を食べ始めました。

・・・夫はぽかんとしていました。

この「秩序の敏感期」ということを知らなければ、

何に泣いているのかわからなかったですし、

ただの「めんどくさい子」になっていたと思います(笑)

 

3:小さいものへの敏感期

・2歳~3歳

大人が見過ごしてしまうような、気づきもしないような小さなものを

じっと見つめる子どもの姿に出会うことがあります。

小さな糸くずやごみ、

洋服についた小さな食べ残しのシミ、

小さな虫の卵など・・・

私たち大人はいつも忙しく時間に追われ、

ものごとをじっくり見るゆとりがありません。

しかし、子どもの時間はゆっくりと流れ

私たち大人が目にとめようともしないものまで

じっかりと感じとり吸収しているのです。

 

4:感覚の敏感期

【感覚の探求・ため込み】0歳~3歳

【感覚印象の整理・分類・秩序化】3歳~6歳

感覚とは、一般に五感と呼ばれる視覚・聴覚・嗅覚・触覚・味覚のことです。

感覚の敏感期とは、この五感を刺激するものに対して強い興味を抱く時期のことです。

0歳~3歳までの幼児前期

それが何かはわからなくても、見たもの(目)・匂いをかいだもの(鼻)・食べた味(舌)・聞いた音(耳)・触れた感触(皮膚)、それらの感覚的印象を全てため込むという敏感期です。

3歳~6歳までの幼児後期

それまでにため込まれた感覚的印象を整理し、分類し、秩序化し、頭の引き出しの中に整然としまっていくという敏感期になります。

この時期にやったほうがいいこととは?

とにかくたくさんの経験をさせてあげてください。

そして、できるだけ五感で感じることができるよう

本物(実物)に触れる機会をつくってみるのがおすすめです。

例えば、ゾウを絵本で見るだけよりも

実際に動物園でゾウを見て

匂いを嗅いで、鳴き声を聞いて・・・

そんな経験をたくさんインプットすることで

アウトプットする時の引き出しが増えているはずです。

 

続きは(後編)に。

 

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