モンテッソーリで育む笑顔の日々

3人の子育てをする看護師・保健師ママが、モンテッソーリ教師を目指して1から勉強を始めました!

「逸脱発達」でおこるの2つのタイプと現象とは?

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以前、

モンテッソーリ教育で集中現象を経験した子どもの

「正常化」についてお伝えしました。

 ↓ 正常化についてはこちらから

www.egaonohibi.com

 

「正常化」の反対は「異常」ではなく

「逸脱発達」だとモンテッソーリは考えました。

それって何?どういうこと?

今回はその疑問にお答えしますね。

モンテッソーリの指す「逸脱発達」って何?

 

おさらいになりますが、

正常化とは

子どもの特定の部分が育つという事ではなく

「1個の人格としてトータルに発達をとげていくこと」を意味します。

 

一般的に「正常」の反対は「異常」ですが、

ここでは異常というとらえ方ではなく

誤った発達としての「逸脱」が

「正常」の反対の意味を持つことばだと考えます。

 

気になる!!どんな時に「逸脱発達」してしまうの?

 

子ども達は誰もが

「自らを正しく成長・発達させる力」をもって生まれてきますが

その力は様々な要因でゆがめられ、

「逸脱発達」する場合があります。

 

例えば、周りの大人の

子どもへの誤った接し方であったりとか。

 

本来の正しい発達から外れた「逸脱発達」を正しい発達に戻し、

幼児期の成長の方向性である「自立」が

子ども自身のチカラによって獲得されていくのが正常化です。

 

必ずしも、どの子どもも逸脱していると考える必要はありません。

正常化の反対の概念としてとらえられる「逸脱発達」とは

具体的にどのような状態のことをいうのでしょうか。

 

モンテッソーリのいう「逸脱発達」の2つのタイプとは?

 

モンテッソーリは

逸脱発達には強いタイプと弱いタイプがある

2つにまとめました。

1:強いタイプの逸脱現象

動きが激しく、怒りっぽく、反抗的態度をとる。

不従順、破壊的本能。

独占所有欲、利己的、嫉妬深い。

気まぐれで注意が集中できない。

手の動きを統制できないため、

物を落としたり、壊したりすることがよくある。

精神的な働きは無秩序で

いつもギャーギャーわめき、跳ね回っている。

人の邪魔をし、

弱い子どもや動物に対して残酷な仕打ちをする。

食欲旺盛な場合が多い。

 

2:弱いタイプの逸脱現象

消極的な欠点が見受けられる。

無感動、無気力。表情が乏しい。

何かが欲しければ泣き、

自分の代わりに人に何かをやってもらおうとするなど

依存心が強い。

人に機嫌を取ってもらいたがり、

すぐに退屈する。

怖がりで、暗闇を極端に嫌う。

うそをつき、盗みをする。

心理的原因によって、

身体的欠陥があるふりをする。

眠りを妨げられると

身体面に影響し、貧血を起こす。

心身症的な症状が出る場合もある。

 

※心身症とは・・・

心身症とは特定の病気を言うのでなく、心が大きく関与する病気の群に付けられた名称で、最も重要なことは「基本は体の病気」ということです。
少し難しい言い方になりますが、定義としては「『心身症は身体の病気』だが、その発症や経過に『心理・社会的因子』が大きく影響しているもの」となります。ですから、心理治療が大きな力をもちますが、体の治療が必要なのはいうまでもありません。

 

いかがでしたか?

これらの逸脱発達の原因は、

最初から子どもに内在しているものではなく

子どもの興味や関心が出発点となる

自発的活動が妨げられ、

不足していることに起因するものです。

 

しかし、私達大人は

これらのマイナスな現象が

あたかもその子どもに原因があるかのように

直接しかりつけたり、

強制しようとしたりしがちではないでしょうか?

でも、このような接し方をしていたら

子どもは固い殻に閉じこもってしまいます。

 

子どもの自発的活動があらわれ、

それが集中現象にまで高まっていくお仕事のできる環境を

作ってあげることが大人の役割なのです。

 

集中現象について解説しています

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