モンテッソーリで育む笑顔の日々

3人の子育てをする看護師・保健師ママが、モンテッソーリ教師を目指して1から勉強を始めました!

子どもたちの集中現象を生むモンテッソーリ教育の「お仕事」とは?

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前回、

子どもたちが集中する姿について紹介しました。

モンテッソーリでは当たり前??子どもに起こる「集中現象」とは!? - モンテッソーリで育む笑顔の日々

 

この「集中現象」には、まだまだ続きがあるんです。 

今回は、

集中現象を体験した子どもはどうなるのか?

についてお伝えしますね。

 

モンテッソーリ教育が大切にする「7つの敏感期」と〇〇

モンテッソーリ教育における集中現象は

ある特定の事柄に対して強い感受性があらわれる時期にみられます。

モンテッソーリは

これを「敏感期」と表現しました。

 

敏感期は、モンテッソーリ教育の研修者によって

種類や時期に幅がありますが、

共通してあげられているものを紹介します。

 

  1. 言語の敏感期
  2. 秩序の敏感期
  3. 小さいものへの敏感期
  4. 感覚の敏感期
  5. 運動の敏感期
  6. 数の敏感期
  7. 文化の敏感期

細かな説明はまた別の機会にしますが、

集中現象を起こすために必要なのが

この「敏感期」となります。

 

しかし、

敏感期があるだけでは集中現象はあらわれません。

次に必要になってくるのが「環境」です。

 

それぞれの敏感期に見合った環境がありさえすれば、

子どもには初めから自己教育力が存在するので

環境に対して自発的な活動が始まって、

集中現象につながっていくのです。

知らなかった!!子供って遊びよりお仕事を好むの??

確かに、子供は遊びます。

しかしモンテッソーリは

「子どもが遊ぶ時はお仕事がない時であり、

お仕事が見つかれば、

子どもは遊びよりもお仕事をするものだ」と言っています。

 

この、「お仕事」って何でしょうか?

 

モンテッソーリ教育の現場では

活動のことを「お仕事」といいます。

 

お仕事と遊びとの根本的な違いは

「どれだけ子どもの発達に貢献するか」という、

発達への貢献度の違いと表現されます。

 

モンテッソーリは「集中現象こそが全てのカギ」と言っていますが、

集中現象を起こす活動が「お仕事」なのです。

 

遊びは「もうやめた」といつでも終了することができますが、

集中現象を起こしている子どもは

自分が納得するまでやめません。

なぜなら、お仕事は

その時その時のその子供の敏感期、

つまり、

一番興味や関心のあるものと出会った時に行われるものだからです。

 

モンテッソーリ教育で集中現象を経験した子どもの「正常化」、9つの特徴とは?

敏感期に適切な環境で

お仕事に出会い、集中現象を経験した子どもの姿

モンテッソーリは「正常化」と表現しました。

 

正常か異常かという意味ではなく、

子どもは本来自らを正しく成長・発達させる力を持っていますので

「自立が子ども自身の力によって獲得されていくのが正常化」と言えます。

 

正常化なのかどうか具体的には

次のような要素が子どもに身についてきているかどうかで

判断できます。 

  1. 自主自立性(自発性)が見られる。
  2. やれば自分でもできるという自信と忍耐心が見られる。
  3. 運動器官(特に手や指先)の差が、器用さに出てくる。身のこなしがよくなる。
  4. 観察力、注意力が増してくる。
  5. 対象に対する深い知識、高い技能が身についてくる。
  6. 作業(お仕事)を好むようになる。
  7. 情緒が安定する。
  8. 他人への親切と愛情、相互協力と奉仕の心が育つ。
  9. 規律と秩序を重んじ、従順さが養われる。

以上の各項目は、身体的発達、知的発達、感情的発達、社会的発達などのあらゆる要素を含んでいます。

 

つまり、正常化というのは

子どものどの部分が育つということではなく、

ひとりの人格としてトータルに(全人的に)発達を遂げていくことを意味します。

 

子どもの自発的活動があらわれ、

それが集中現象にまで高まっていくお仕事のできる環境をつくってあげることが

大人の役割なのです。

 

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