5月中旬、スーパーなどでも”らっきょう”を見かけるようになりましたね。
そして、筆者が普段利用しているパルシステムのカタログにも「季節の手しごと」として、”らっきょう”が掲載されていたので、”らっきょう”と”らっきょ酢”を注文して簡単!お手軽に「らっきょうの甘酢漬け」を作ってみようと思います。


らっきょうの甘酢漬けの材料・道具

材料
・鹿児島のらっきょう…800g(皮付)970円(税込)
(※根元、先端を切り落とすと650g前後)
・ミヅホらっきょ酢…500ml 328円(税込)
↓お好みで↓
・赤唐辛子…適宜
・昆布…適宜
※掲載価格は、2025年5月時点パルシステムでの購入価格となります。
道具
・大きめのボウル
・ザル
・キッチンペーパー
・保存容器
らっきょうの甘酢漬けの作り方
下準備
保存容器は、熱湯消毒して乾かしておきましょう。

※急に熱湯を注ぎ入れると容器が割れてしまう事があるので、まず、ぬるま湯で温めたあと、熱湯を注ぎ入れ消毒する。
※容器が鍋に入る大きさであれば、煮沸消毒する。
作り方
①ボウルにらっきょうを入れ流水で洗う

こすり合わせながら洗い、泥を落とします。
株がくっついてるものがあるので、手でバラしておきましょう。
②洗ったらっきょうのひげ根と茎の先端を切り落とす

③ひげ根、茎の先端をカットしたらっきょうを再度ボウルに入れ、こすり洗いして薄皮を取り除く


④ザルにあげて水気を切る。

水気が残っていると、カビの発生の原因になってしまうので、しっかり水気をとる。
⑤水気をしっかりとった、らっきょうを保存容器に入れたら、らっきょ酢を注ぎ入れる。

⑥蓋をして冷暗所にて保存。1ヵ月ほどで食べごろ。

らっきょうの栄養は?
らっきょうが好きな筆者ですが、栄養や効能などあまり知らなかったので調べてみました!
色々、身体にうれしい栄養素がたくさん摂取できそうです♪
主な栄養 ※生のらっきょうの場合
・ビタミンC→血管や皮膚の老化防止に効果期待できる
・カリウム→ナトリウムの排出を促しむくみ予防に効果期待できる
・水溶性食物繊維(フルクタン)→食後血糖値の上昇を抑える働きがある
・アリシン→LDL(悪玉コレステロール)や中性脂肪を減らす作用あり。抗酸化作用や血液サラサラになる効果も!
生らっきょうと甘酢漬けで栄養は変わる?
項目 | 生らっきょう | 漬けらっきょう |
---|---|---|
主な栄養成分 | ・フルクタン(水溶性食物繊維) ・カリウム ・ビタミンC ・アリシン(硫化アリル) | ・フルクタン(水溶性食物繊維) ・カリウム ・アリシン※生の時に比べ減少 |
香り・味 | 辛み・独特な香り | 甘酸っぱくマイルド |
美肌効果や抗酸化作用が期待できる”ビタミンC”は、残念ながら生らっきょうでのみ摂取できるようで、甘酢漬けにするとなくなってしまう。水溶性食物繊維のフルクタンも甘酢漬けにすると、漬ける時に乳酸菌がフルクタンを分解してしまう為、かなり減少してしまう。
甘酢漬けなどにすると、栄養分が減ってしまうので、栄養を逃さず食べたいなら新鮮なうちに生のままサラダなどにして食べるのがよさそうですね。
1日にどれくらい食べていいの?
1日に3~5粒程度が適量とされている。
生のままだと、アリシンの刺激性で胃の粘膜を荒らしてしまったり、甘酢漬けは糖分・塩分の量に注意が必要なので、食べすぎには注意が必要。
甘酢漬け、私はあの甘酸っぱさが好きで、一度に結構食べてしまう時があるので気を付けたいと思います(‘Д’)
さいごに
5月の手仕事。今回は、らっきょ酢を使って簡単♪お手軽に作れる「らっきょうの甘酢漬け」の作り方をご紹介しました。自分で作ったものは、愛着も沸いて、出来るまでの時間も経過を見ながら楽しむことができるので、おすすめです。生のらっきょうに比べると、甘酢漬けは栄養が少し減少してしまう面もありますが、整腸作用に効果がある食物繊維、疲労回復や血液サラサラ効果を期待できるアリシンなどの栄養が摂れるらっきょうを楽しみたいと思います♪

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